英語のリスニングが難しい理由と効果的な練習方法(動画で解説)

英語のリスニングが難しい理由と効果的な練習方法(動画で解説)

目次

はじめに

英語のリスニングって難しいですよね? 何度聞いても理解できない、単語は知っているはずなのに聞き取れない……そんな悩みを抱えている人は多いです。


実は、リスニングが苦手な原因の一つに「発音できない言葉は聞き取れない」という本質的な問題があります。本記事では、リスニング力を劇的に向上させるための重要なポイントを解説します。

リスニングが難しい理由とは?

知らない単語は聞き取れない

例えば、「ゲキショウガタヨウケツセイレンサキュウキンカンセンショウ(劇症型溶血性連鎖球菌感染症)」と聞いたとき、一瞬「え? 何?」となりませんか? これは、聞いたことがない言葉を正しく認識するのが難しいからです。


英語も同じで、発音したことがない単語やフレーズは、脳が「知らない音」として処理してしまい、聞き取れなくなります。

発音が分からないと聞き取れない

発音が分からない言葉は、リスニングでも正しく認識できません。
例えば、次の文をあなたはどう発音しますか?


「I want a cup of coffee」


ネイティブの人たちは「アイ・ワント・ア・カップ・オブ・コーヒー」なんて一音一音では発音しません。 「アワナカーポコーフィ」みたいに発音します。 つながったり消えたり、弱くなったり長くなったり…このような音の変化(音声変化)を知らないと、聞き取るのが難しくなります。

効果的なリスニングトレーニング方法

リスニングを向上させるには、単に英語を聞くだけでは不十分です。以下の2つのポイントを意識することで、より効果的な練習ができます。

長短と強弱を意識する

英語は、音の長短や強弱がはっきりしています。例えば、以下のフレーズを見てみましょう。


「I want a cup of coffee」 → 「アワナカーポコーフィ」


  • 「I」 → 短く発音
  • 「want」 → 普通に発音
  • 「a」 → 短く弱く発音
  • 「cup」 → 強調して発音
  • 「of」→短く弱く発音
  • 「coffee」 → 強調して発音

このように、英語では意味の重要な単語を長く強く発音し、その他の単語は弱く短く発音する傾向があります。これを意識するだけで、リスニング力が格段に向上します。

音声変化を理解する

英語では、単語同士がつながったり、省略されたりすることがよくあります。主な音声変化のパターンを3つ紹介します。

1. リンキング(音のつながり)

単語と単語が自然につながる現象。


例:

  • 「I need it(アイ ニード イット)」 → 「I needit(アイニーディット)」
  • 「I want to take it(アイウォントゥ テイク イット)」 → 「I wanna takit(アイワナテイクイット)」

2. リダクション(音の消失)

発音が省略される現象。


例:

  • 「Did you get it?(ディド ユー ゲット イット?)」 → 「Didja geri?(ディジャゲリッ?)」
  • 「It can be true(イット キャン ビー トゥルー)」 → 「I canbetrue(イッキャンビートゥルー)」

どちらもitのtの音が消える。

3. フラッピング(音の変化)

TやDの音がRのように変化する現象。


例:

  • 「water(ウォーター)」 → 「wader(ワーラー)」
  • 「butter(バター)」 → 「budder(バラー)」

このような音声変化を理解していれば、実際の英語を聞いたときに「何を言っているのか分からない」という状況を避けられます。

練習方法 – 実際に発音してみよう!

リスニング力を上げるには、自分で発音することが重要です。以下のフレーズを、音声変化を意識しながら練習してみましょう。

例文1: 短縮形の練習

  • 「I want to go.」 → 「I wanna go.(アイワナゴー)」
  • 「Did you see that?」 → 「Didja see tha?(ディジャシーダッ?)」

例文2: 強弱を意識

  • 「We can change the world and make it a better place.」
    o 「We CAN change the WORLD and MAKE it a BETTER place.」
    o 意味のある単語を強調し、それ以外は弱く発音

まとめ – リスニング力向上のカギは発音にあり!

英語のリスニングを向上させるためには、「発音できない言葉は聞き取れない」という本質を理解し、適切なトレーニングを行うことが大切です。

ポイント1: 音の長短・強弱を意識する
ポイント2: 音声変化を理解する(リンキング・リダクション・フラッピング)
ポイント3: 発音練習を通じてリスニング力を向上させる


リスニングは単に「聞くだけ」のスキルではありません。発音を強化しながらトレーニングすることで、より早く確実にリスニング力を向上させることができます。
ぜひ、今回紹介した方法を試してみてください!